トップページ > 開業スタイル(新規開業)
医院を開業するにはいくつかのスタイルがあります。親から医院を継承する場合、すべて0から開業する場合、
また、土地や建物を購入するのか、賃貸なのか等、様々なご要望を伺いつつ開業する事になります。
どのようなスタイルを選択するかで、事業計画や資金計画が違ってきますので、ご自身にあったスタイルを選択する事が必要です。
自己資金の金額や融資の金額にある程度左右されるとはいえ、自分が考えている診療を実現しやすいのが新規開業になります。すでに開業されている近隣の競合医院への対策を練った上で開業する事ができ、施設や機器の新しさも武器になるでしょう。
新規開業のメリット
- 自分の診療方針で開業する事ができる
- 自由に開業地、設計事務所、建築会社を選択できる
- 好みに合った内装やデザインを選べ、新しい医療機器等を設置できる
- 相性の合うスタッフを雇う事ができる
新規開業のデメリット
- すべて0からなので、投資費用が多くかかる
- 知名度がないので、地域や患者への認知に時間がかかる
- 開業地選びや、設計、工事など、自分で行うことが多いので、開業までに時間がかかる
- 地域の医療機関との関係作りを1からしないといけない
事業計画 | 新規開業 | 継承開業 | モール型開業 |
---|---|---|---|
ビルテナント賃貸 | 継承賃貸 | 建貸賃貸 | |
敷金 | 6,000 | 4,000 | 5,000 |
内装・外構工事費他 | 25,000 | 5,000 | 10,000 |
設計・管理費 | 1,500 | 0 | 2,000 |
その他経費 | 5,000 | 2,000 | 5,000 |
医療器械 | 15,000 | 5,000 | 15,000 |
院内備品 | 3,000 | 1,000 | 3,000 |
開業時支出金 | 55,500 | 17,000 | 40,000 |
運転資金 | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
総投資額 | 65,500 | 27,000 | 50,000 |
損益収支 | 新規開業 | 継承開業 | モール型開業 |
---|---|---|---|
ビルテナント賃貸 | 継承賃貸 | 建貸賃貸 | |
収入区分 | 40,000 | 40,000 | 40,000 |
・保険分収入 | 40,000 | 40,000 | 40,000 |
・保険分収入 | |||
医業収入合計 | 40,000 | 40,000 | 40,000 |
医業原価 | 8,000 | 8,000 | 8,000 |
人件費 | 10,000 | 12,000 | 10,000 |
減価償却費 | 3,000 | 2,000 | |
経費計 | 11,000 | 9,800 | 11,000 |
・地代家賃・賃料 | 6,000 | 4,800 | 6,000 |
・諸経費 | 2,800 | 2,800 | 2,800 |
・リース代 | |||
・委託費 | 1,200 | 1,200 | 1,200 |
・その他経費 | 1,000 | 1,000 | 1,000 |
支払利息 | 1,000 | 500 | 1,000 |
医業損益 | 5,800 | 8,700 | 7,000 |
借入金返済 | 5,000 | 2,000 | 5,000 |
(単位:千円)
- ※上記の表は概算金額として記入しており、目安の資料です。
- ※開業1年目におけるモデルケースで、運転資金等を考慮しておりません。
- ※状況により金額は変更しますので、ご了承ください。
- ※想定クリニック:内科(50坪)